気になる新聞記事や、ご意見などを掲載しています
天声人語・編集手帳・余禄・社説など
火星の地表に「海」が存在
◆火星が水に覆われていた証拠を発見…NASA発表
南極で新種の恐竜2種発見 全米科学財団
◆南極で、皆既日食を観測  
◆鮮やかなオーロラ・・・太陽フレア
◆台風の力、弱めることは出来るの
☆赤い大地ピンクの空 火星について
☆第2弾 火星
☆冥王星など入れる新分類、「矮小惑星」?…和名検討へ


米航空宇宙局(NASA)は23日、かつて火星の地表に「海」が存在していたことが分かったと発表した。探査車オポチュニティーで火星の岩石を調べた結果、流れのある塩水の中でできたことが確認された。火星でも生命が誕生した、との見方が強まりそうだ。

 岩石の表面には、水の流れが川底や海底の砂地に描く典型的なしま模様があった。水底の砂が固まって岩石になったことを示している。

 NASAの解析によると、調査地点の水深は少なくとも5センチで、水の流れは毎秒10〜50センチ。岩石に塩素や臭素が含まれていたことから、NASAの科学者は「今回の調査地点は浜辺のような場所だったようだ」と説明している。海の広さや深さなどは分かっていない。

 NASAは2日、「かつて火星に大量の水が存在していた」と発表したが、地下と地表のどちらに水があったのかは不明だった。地表の海の存在は、火星の気候が温暖だったことを物語る。生命の誕生に適した環境だった可能性がある。

 NASAは「付近の岩石に微生物の痕跡があるかもしれない」と期待している。約10年後に構想している探査機で岩石を持ち帰りたい考えだ。

 火星有人探査を視野に入れたブッシュ大統領の宇宙新戦略への影響について、NASAのオキーフ長官は「大いにインパクトがある。科学的な成果をもとに今後の探査計画を練る」と述べた。 (03/24 10:56)

火星が水に覆われていた証拠を発見…NASA発表

 【ワシントン=笹沢教一】米航空宇宙局(NASA)は2日、ワシントンの本部で記者会見し、「火星はかつて大量の水で覆われていたと結論した」と発表した。

 2機目の火星探査車オポチュニティーの着陸地点メリディアニ平原で、かつて大量の水に満たされた海や湖、温泉のような環境があったことを示す直接の証拠を複数発見した。生命の証拠は未発見だが、NASAは「地球同様に生命を育む環境があったのは間違いない」としている。

 水の存在を裏付けたのは、表土から岩石の内部まで豊富に含まれている塩化物や、酸性湖や酸性の温泉などで生成する硫酸イオンを含んだ鉱物「鉄ミョウバン石」などの検出。探査チームの1人、ベントン・クラーク博士は「塩分などを含む水が蒸発して、これらの高濃度な化学成分が残ったとしか考えられない」と説明している。

 また、「エル・カピタン」と名付けた岩石などからは、浅い海や川のような場所で砂が堆積したことを示す縞状の平行模様「斜交層理」や、塩類の結晶の痕跡とみられる長さ約1センチの細い窪み、波の作用でできたとみられる模様なども、搭載カメラや岩石研磨装置による観測で発見された。

 オポチュニティーの初期のカメラ撮影で発見された地層中の球状粒子についても、研究者の意見が分かれていたが、粒子の分散状態などから、水と何らかの関連性があると推測している。

 全米科学財団(NSF)は26日、これまでに知られていない2種類の恐竜の化石が南極で見つかったと発表した。小型の肉食恐竜と、初期の草食恐竜だという。
 肉食恐竜の化石は、南極半島沖のジェームズ・ロス島の約7000万年前の白亜紀の地層で見つかった。体長は1.8〜2.4メートルと小ぶり。骨格などから、2本足ですばしっこく走っていたとみられる。
 草食恐竜の化石は、南極大陸内陸部のカークパトリック山で見つかった。約2億年前のもので、体高1.8〜2.1メートル、体長9メートル。大型草食恐竜の「先祖」と考えられる。
 NSFによると、この2種の恐竜がいた時代、南極は現在よりも温暖で湿潤な気候だった。                                           (02/27 09:41)

南極の夜空に緑のカーテン 昭和基地でオーロラ観測
昭和基地の上空にゆれるオーロラ=23日、武田剛撮影

 黄色がかった淡い緑の光のカーテンが南極の夜空を彩った。22日午後11時半(日本時間23日午前5時半)から30分ほど昭和基地からオーロラが見えた。光の細い筋が横に走ったり雲が漂うように上へ伸びたりして瞬く間に姿を変える。

 基地の明かりが外に漏れないようにカーテンを引いて観測を始めて3夜目。初日は出ず、前夜は観測を終えた後に出現。第45次南極観測隊としては今回初めてデータがとれた。担当の大市聡隊員(25)は「これから冬を迎えて夜が長くなり、観測時間も長くなるので大変です」と言いながらも初観測を喜んでいた。(南極支局=中山由美)

(02/23 11:42)

鮮やかなオーロラ

フィンランド・ヒビンカで撮影された鮮やかなオーロラ。オーロラは磁気嵐に伴って観測されることが多いが、28日に太陽表面でフレアと呼ばれる大爆発が発生、各地で強度の磁気嵐を引き起こし、日本国内でもオーロラが見られた(31日)(EPA=時事)10時15分更新

2003年11月24日(日本時間)、南極大陸で皆既日食がおこります。南極で皆既日食が起きるのは1903年9月21日以来100年ぶり。人類が南極で皆既日食を見るのは今回が初めてと言われています。なぜなら1903年にはおそらくペンギンくらいしかこの現象を見ていないでしょうから。

 私たちはこの皆既日食をはるか彼方の南極大陸まで観測に行き、インターネットを通じて世界中の人たちに感動を伝えようと計画しています。太陽、地球、月。宇宙空間に浮かぶそれぞれの奇跡的な遭遇によってもたらされる壮大な現象を皆さんに楽しんでいただければと考えています。

 さて南極大陸で皆既日食を観測するといっても、南の果てにある大陸です。簡単に行けるわけではありません。また気候が大変に厳しいため装備の準備も念入りにする必要があります。 南極へ行く手段は飛行機もしくは船を使うことになります。飛行機で行く場合は南米やオーストラリア、南アフリカなどから行く手段がありますが、南極で使用できる空港が限られてるために希望する観測地に直接行けるわけではありません。

 今回は皆既日食という場所が限定された現象の観測をより条件の良い場所で行うため、船で南極に行くことにしました。乗船するのはロシアの砕氷船「Kapitan Khlebnikov」号。11月2日、南アフリカのポート・エリザベスから南極を目指して出港します。航海は様々なペンギンが群生するいくつかの島を巡りながら11月24日の皆既日食を目指して南氷洋を進みます。

 南極で皆既日食を見る最大の魅力は完全無公害で乾燥した空気にあります。澄み切った大気の中、太古の歴史を秘めた白い大地のすぐ上に輝く太陽のコロナはこれまで見たどの皆既日食とも違った姿に見えるでしょう。人類が初めて遭遇する南極での皆既日食にご期待ください。
今年もいくつかの台風が来ました。ところで現代の科学でも、台風の中心部である目をつぶして力を弱めたり、被害が出ないように進路を変えさせることはできないのですか。

エネルギー巨大 ほぼ不可能

 気象庁に聞きました。台風の最大風速は、10分間平均で毎秒40メートル以上の強さになることもよくあり、中心より100キロから200キロ離れたところでも、毎秒30メートルくらいの風はごく普通に吹いています。

 このように膨大なエネルギーを持つ台風を維持し、発達させているエネルギーの源は、空気中の水蒸気が凝結して雨水になる時に出る凝結熱です。

 凝結熱の1日当たりの総量は、日本の全電力消費量を基準に換算すると20年分くらいというものすごい量になります。

 台風はこのように巨大なエネルギーを持っているので、人工的に弱めて制御するのは、今のところほぼ不可能だと考えられています。

 確かに海からの水蒸気の補給を何らかの方法で遮断してしまうと、台風のエネルギーのもとを断ちきり、台風を維持できなくすることは可能でしょう。海からの水蒸気の補給を断つことは、技術的にはできないことではないかもしれません。

 しかし、例えばそのために大量の油を海面にまいたりすれば、今度はそれが台風の被害とは比べものにならないくらい大きな環境汚染や被害を引き起こすので、現実にはとてもできないでしょう。

☆ 赤い大地ピンクの空

米航空宇宙局(NASA)は六日、火星無人探査車「スピリツト」が撮った初のカラー圃像を公表した。赤茶けた大地に、乗用車ほどの大きさの巨岩を含む岩石や小クレーターのような浅いくぼみが写り、薄い大気の影饗で地平線上の空がピンク色に見える。岩石には丸いものもあり、太古の水の作作用で削られた可牲もあるとしている。

火星表面のカラー画像は、1976年のバイキングなどが撮影しているが、これまでよりも解像度が、3、4倍高く、最も鮮明で実像に忠実な発色、探査車の着陸地点を「コロンビア記念甚地」と命名した
火星に水…探査車から示唆するデータ

 米航空宇宙局(NASA)は9日、火星無人探査車スピリットの小型熱放射分光器が検出した、大気中や地表の水の存在を示唆する鉱物のデータを公表した。
 検出されたのは、地球上では水中でしか生成しない石灰質の鉱物や、結晶中に水分子を含んだ鉱物など。
 石灰質の鉱物は、炭酸カルシウムでできた「方解石」の可能性が高い。海洋環境を示す石灰岩の主成分として知られるが、今回は存在する量が非常に少ないため、NASAジェット推進研究所のスティーブ・スクワイアズ博士は「大気中の水蒸気と地表の鉱物の間で化学反応を起こしてできた可能性もある」と慎重な見方をしている。
 水分子を含んだ鉱物は、火山灰層などに多く、吸湿剤としても使われるケイ酸質の鉱物か、水分のあった環境が乾燥したときにできる硫酸カルシウム鉱物(石膏)と見られ、大昔にカルデラのような地形と湖が存在したとの仮説を支持するという。
 スピリットの地表走行準備のため、地球から信号を送り、折りたたまれた車体の一部を展開、起立する作業を行った。
 地表に降りるための傾斜板を日本のメーカー製のエア・バッグが部分的に覆っていることから、別の傾斜板から地表へ下りることを検討している。 (2004/1/10 読売新聞

冥王星など入れる新分類、「矮小惑星」?…和名検討へ

 冥王(めいおう)星を惑星から除外する国際天文学連合の決定で、太陽系の天体に新たな分類名がつけられたことを受け、日本学術会議は25日、新分類の和名を検討することを決めた。

 学術会議内に日本惑星科学会などの専門家らで作る委員会を作り、半年以内に和名をつけるという。

 新たにつけられた分類名は冥王星や小惑星セレスなどを指す「Dwarf Planet」、惑星と矮小(わいしょう)惑星いずれにも入らず、衛星でもない天体の総称「Small Solar System Bodies」など。

 それぞれ「矮小惑星」「太陽系小天体」と訳せるが、学術会議で、わかりやすく親しみやすい和名を検討するという。

メール アイコン
メール
トップ アイコン
トップ

ライン