おしどり夫婦の秘訣は・・・・
理想の夫婦と言われて、一時期放映されていた某食器用洗剤のCMで手をつないでスキップをする老夫婦を思い浮かべる人も多いでしょう。大好きな人と生涯変わらず仲良くいられたら最高に幸せですよね。毎年たくさんの夫婦が離婚する中で、ずっとおしどり夫婦でいる秘訣を考えてみましょう。

まず、ひとつのパターンとして才能ある夫や妻をパートナーが限りなく尊敬しているというケース。写真家のアラーキーこと荒木経惟さんと亡くなった奥様の陽子さんはまさにその典型。アラーキーによって開かれる世界に陽子さんがつねにわくわくしてついていくという夫婦像です。もちろん陽子さんがアラーキーのインスピレーションにもつながったことは言うまでもありません。また、故勝新太郎さんと中村玉緒さんもこのようなケース。破天荒なだんな様を尊敬し、すべてを許容する玉緒さんは妻であり母といった存在に思えます。とはいえこのようなパターンは一般的ではありません。では世の中のおしどり夫婦はどのように絆を深めているのでしょうか?

さまざまな仲良しカップルに見られるのは、共通の趣味です。SMAPの木村拓哉さんと工藤静香さんも趣味のサーフィンを通して交際が始まったと言いますし、最近出産された千秋さんとココリコの遠藤さんは大の阪神ファンという共通点があります。ほかにも女優の田中美佐子さんとTake2の深沢さんは庭いじりという共通の趣味があるそうです。確かに大好きなことをつねに一緒に楽しめる相手が側にいたら毎日がとても楽しそう!長く一緒にいても会話がなくなるということもなさそうです。

同じ趣味をもっているということは感性も近く、ほかに興味をもったことも共有できるのではないでしょうか。長く一緒にいると、小さなことから関係がほころんでくることがあります。たとえば好きな音楽のジャンルがまったく違った場合、車でどちらかがガマンしなければいけないなど。本当にささいなことですが、好きな気持ちが強い時は問題がないことでも、ちょっと気持ちが離れている時は小さなことが積み重なって取り返しのつかないところまで離れてしまうということも多々あります。そんな時に共有できるものが多いほど乗り越えていけるのではないでしょうか。

また、同じような価値観をもっているということも重要な要素です。離婚理由にも“価値観の違い”が挙げられるように、お互いの常識や考え方が違っていると少しずつ溝ができてくるものです。逆に同じ価値観を持つ相手なら、互いに刺激し合い高め合うことができるでしょう。ハリウッドの演技派として知られるティム・ロビンスとスーザン・サランドンもそんな理想的なカップルです。結婚はしていませんが2児をもうけ、一緒に暮らすふたりは公私ともによきパートナー。ふたりとも反イラク戦争やエイズ差別撲滅を訴えるなど社会派として知られ「デッドマン・ウォーキング」という映画ではティムが監督、スーザンが主演をして死刑制度に問題を投げかけ高く評価されました。このようにもしも同じ社会問題やボランティア活動などに興味を持つふたりなら、お互いをより理解し合えるでしょう。

考え方というのは育った環境などで大きく変わるものです。極端な例でいえば、梨園や角界など伝統的な世界に嫁ぐのは大変だと言われるように、互いの常識が通用しないほどかけ離れていたら深い愛情や忍耐が必要になるでしょう。そこまでの違いはなくても、同じような経済状態の家庭だった、同じような学生生活を送ったなど、共通点が多いほど共感できるものを持っているはずです。

このように趣味や価値観などシェアできるものが多いほど、おしどり夫婦への道は近づくと言えるでしょう。もちろんまったく違う相手でも、好きになったら理想の相手。でも、なかなか交際が長続きしない、運命の人に出会えないという人は、こういった共通項をもつ相手を探してみてはいかがでしょうか。もしかしたら、それまでは恋愛ターゲットになかった人が運命の人なのかもしれません。そしてその人は既に身近にいるかもしれないですよ!