ckq気になる新聞記事や、ご意見などを掲載しています
◆算数テスト、同じ小学校で20点の差 教え方の違い?
◆<漢字検定>中高生受験者が急増 入試、単位取得に必要
◆高校学力テスト、国語・英語好成績…数学・理科に課
◆入試成績上から91人、授業料4年間タダ…早大
文科省が法改正へ 「小中一貫」を本格推進
◆「無学年制」で小中高一貫校、04年度都内に開設へ
進路希望調査で大阪の府立高普通科の倍率低下(大阪)(1/9)
奈良市の伏見中学が、全校禁煙宣言(奈良)(10/23)
できる子伸ばす」小・中1000校
◆「学力低下」について
◆ラグビーにはどこか・・
地力で緊張ねじ伏せる
◆乱れた睡眠、幼児の脳発達に悪影響?…5歳児調査
算数テスト、同じ小学校で20点の差 教え方の違い?

 算数の基礎テストをしたところ、同じ小学校でも6年生の学級別の平均点で最大20点差がある−−。そんな結果を、日本教育技術学会の基礎学力調査委員会(委員長・明石要一千葉大教授)がまとめた。「同一校でこれだけ差が出るのは、教え方など教師の力量の違いが大きいのではないか」と委員会は見る。

 テストは計算力を見るため、学会所属の中学校教師が作り、昨年4月から6月にかけて、自分の学校などの新入生に実施した。全国20都道府県の57中学校の3517人が参加した。全体の平均点は100点満点で82点だった。

 成績を出身小学校の6年時の学級ごとに集め、調査対象者が10人以上いる学級の平均点を出すと最高は93点、最低は62点と、31点差があった。

 小学校ごとに学級の平均点の差を比べると、複数のクラスのあった38校のうち、5点以上差がついたのは15校あった。そのうち10点以上の差のついたのは3校。同じ小学校のクラス間で最大の差は82点〜62点と、20点もあった。

 調査した教師が子どもから小学校当時の授業の様子を聞き、ノートやプリントを見せてもらったところ、全193学級中、教科書を中心にした授業をしたことが明らかなクラスが42、教科書をあまり使わない授業のクラスが25あった。

 教科書中心の学級の平均点は85点、使わない学級は77点だった。教科書を使わない授業では、独自の解法をプリントにし、ノートをほとんどとらせなかったり、百ます計算ばかりさせたりする場合が多かったという。 (03/21)

<漢字検定>中高生受験者が急増 入試、単位取得に必要

 財団法人・日本漢字能力検定協会(京都市)の日本漢字能力検定(漢検)を受験する中高生が増えている。03年度は4年前より60万人以上多い約165万人に上った。入試で「漢字力」を重視する大学や、授業の単位に認める高校の増加が背景にあるとみられる。

 同協会によると、漢検の志願者数は99年度が約130万人だったが、02年度に200万人を突破し、03年度は約220万人になった。このうち中高生は99年度の約100万人から約165万人に増え、志願者全体の8割前後を占めている。

 漢検は年3回実施され、1級から8級までの10の級がある。8級は小学校3年までに習う漢字のレベルで、最も難しい1級は常用漢字も含めて約6000字の大半を読み書きできなければならない。

 同協会の調査によると、昨年8月現在で、入試で一定の級以上の合格者を優遇する大学・短大は483校あり、2年前より約80校増えた。高校入試で優遇するのは今年1月現在で395校に上り、3年前からほぼ倍増した。

 「漢字力」は推薦入試や面接・作文による「AO(アドミッションオフィス)入試」で重視されることが多く、級に応じて点数を加算したり、いわゆる「一芸入試」の対象になる。私立の大学・高校が大半だが、国公立も取り入れ始めた。

 単位認定する高校も急増し、昨年8月には391校と2年前の約2倍になった。入学前や在学中に3級以上の試験に合格すれば、国語1や国語総合の単位として1〜3単位を加算する例が多い。

 同協会の東京広報センターは「若者の漢字への関心が高まっているのは事実。今後も資格を考慮する大学や高校は増えていくのではないか」と話している。【横井信洋】

◇検定制度には批判も

 文部科学省は05年度末までに実用英語検定(英検)や漢字検定など21の技能検定に、いわゆるお墨付きを与えていた同省の認定を全廃することを決めている。省所管の公益法人が実施する検定にだけ認定を与えることに批判があったほか、同省OBがこれらの公益法人に天下るなど、関係の不透明さも指摘されていた。

 文科省が高校3年生約10万5000人を対象に一昨年11月に実施した学力テストによれば、国語1のうち漢字の読み書きや語句の意味を問う「言語事項」の分野は、事前に想定した正答率を約9ポイント上回る好結果が出た。

 しかし、手紙文の頭語「拝啓」を答えさせる設問では、想定正答率を約30ポイントも下回る34.9%にとどまった。国立教育政策研究所は「読み書きはほぼ身についている」としながらも、「社会生活の中での対話場面や実用的な文章を取り上げるなど、学習が日常の言語生活でも役立つように工夫する必要がある」と指摘。漢字を覚えるだけでは十分な国語力は育たないことも示した。【千代崎聖史】(毎日新聞)
陰の声・・・当塾では、開設いらすずっと続けており、準会場認定校になっております。
入試成績上から91人、授業料4年間タダ…早大

 早稲田大学(白井克彦総長、東京都新宿区)は今年から、入試での成績上位者に卒業までの授業料を全額免除する「特別奨学金」制度を新設する。

 各学部ごとに入学定員の約1%にあたる新入生計91人を「特別奨学生」とする予定。同大では、「本当は早稲田に来たいが、学費面で国立を選ばざるをえないというような、優秀で意欲的な学生に来てもらいたい」と期待している。

 この奨学金制度は「大隈記念特別奨学金」と名付けられ、今春の入試の受験生から対象となる。全11学部に、それぞれの規模に合わせ、4―17人の枠を設ける。特別奨学生の対象者には、入試の合格とともに通知する。国公立大入試前期日程の合格発表後、希望者と面接し、早大進学の意欲などを確認した上で正式決定する。

 特別奨学生は、入学金や施設費はほかの学生と同じように支払うものの、4年間の授業料が大学から全額支給されるため、大半の学部で国立大の半額以下の負担となる。支給額は学部によって異なり、政経学部で約290万円、理工学部で約430万円。返済の義務はない。

 早大では、大学独自の奨学金を3600人の学生に年間で計7億6300万円(留学生対象を除く)支給しているが、経済的に困っている学生の支援に重点を置いてきた。成績優秀者の奨学金はこれまで、2―4年生を対象に、年間40万円程度を支給する形で行われている。入学後に希望を募り、夏ごろ支給が始まるのが通例で、今回のように、入学前に奨学金支給を明示し、大学選択の材料の一つにするのは、初めてという。

 近年、長引く不況が受験生の大学選びにも影を落としており、経済的理由から、私大より地元の国立大を選ぶ傾向が強まっている。さらに18歳人口の減少で、定員の確保には苦労しない有力大の間でも、「優秀な学生」の獲得は大きな課題だ。

 このため、奨学金を充実させる動きが私大に広がっており、入試の成績優秀者に4年間の授業料を支給する制度は、明治大が一昨年の入試から導入している。大手予備校の担当者は「ついに、早稲田のような入学希望者の多い難関大まで授業料を全額免除することになったのは、優秀な学生の獲得競争が本格化していることの表れ」とみる。

 白井総長は、「特別奨学生には学生の中核として頑張り、将来は社会に貢献する人材に育ってほしい」と話している。(読売新聞)
陰の声・・・特待生制度が大学まで、始まった。優秀な人間になる努力を日頃から培っておこう。ただ、人気取りの可能性も・・・

文科省が法改正へ 「小中一貫」を本格推進
               学習内容市町村が配分 「5年・4年」など自由に

 文部科学省は5日、教育目標や修業年限などを定めた学校教育法を2004年度にも改正し、小中学校9年間で義務づけている教育課程(カリキュラム)の配分を市町村が自由に決められるようにする方針を固めた。地域の実情に合わせた小中一貫教育を本格的に推進するためだ。小中学校の区分については「六・三」制を維持するが、小学校分の学習内容を5年間で終え、中学校分を4年間で教えるなど、多様な配分を認める考えだ。

 現在の義務教育制度では、小学校と中学校で授業の方法、科目、難易度などが大きく変わる。この変化が成績のばらつき拡大、不登校や引きこもりなどの一因になっていると指摘されている。このため、文科省は「小中一貫教育を進め、学習ペースも個人別に柔軟に考えるべきだ」として、弾力的なカリキュラム作りに向けて動き出すことにした。

 文科省は2003年春以降、中央教育審議会(中教審・鳥居泰彦会長)の初等中等教育分科会で小中一貫教育を本格的に検討するよう依頼し、2004年度にも学校教育法の改正作業に着手する見通しだ。

 文科省は弾力的なカリキュラムを組む小中一貫教育の長所として、〈1〉個人の学力に応じた習熟度別学習を実施しやすい〈2〉算数・数学など積み重ねが重要な教科では、小中学校間での難易度の急激な変化をなくすことができる〈3〉英語も小学校を含む9年間で、無理なく時間をかけて学習できる――などを挙げている。

 具体的な進め方としては、モデル校(地域)を全国で指定し、その地域の小中学校が連携して学習内容を決めるよう促す考えだ。例えば、小学高学年と中学1年の2―3年間で学習する内容を定め、科目ごとに習熟度別クラスを編成するなどの方法で、理解が早い児童には早く中学校の学習内容に入らせたり、理解が遅い児童には徹底して小学校の内容を教えたりする。

 この結果、現在の小中学校の学習内容が「5年・4年」に分割されたり、中間に小中学校の学習内容が3年間混在する「4年・3年・2年」の配分などが可能になる。ただ、「転校などで学習内容が合わないケースが出て混乱する可能性がある」などの問題点も指摘されており、今後の検討課題になりそうだ。

解説:小中一貫推進 能力応じた教育目指す 将来、学制改革論も

 文部科学省が2004年度にも学校教育法を改正し、小中一貫教育を本格的に進める姿勢を打ち出したのは、義務教育の中で継続的に個々の児童、生徒に応じた細やかな教育を目指しているからだ。ただ、教育課程の弾力化を進めると、将来的に「六・三・三」制を基本とする学制の改革論議につながっていく可能性が高いだけに、検討すべき課題は多い。

 現在、小中学校では、児童、生徒の理解度の差が大きな問題になっている。小学校では、「中学に送り出せば知らんぷり」というのが現状だ。小中間の連携が進めば、双方の教員が責任を持って教えることが可能になる。一方、「できる子」が才能を伸ばすことができる側面もある。私立の一貫校では学習内容を前倒しして受験に備える学校が多く、特に都市部では公立校が受験対策で私立校に追いつけないという格差が問題となっている。東京都品川区の小中一貫校構想なども「魅力ある公立学校づくりをしないと子供が集まらない」との危機感の表れでもある。

 ただ、戦後築かれた学制を大きく変更するのは容易ではない。学校教育法改正だけでなく、学習指導要領、教科書検定、教員免許に及ぶ大改革となるためだ。

 1987年、臨時教育審議会がまとめた最終答申でも、中高一貫教育推進などが盛り込まれたが、「学力格差につながる」などの声が上がり、改革はあまり進んでいない。習熟度別授業に対しては、一部の保護者、教員からなお抵抗がある。文科省と学校側はカリキュラム弾力化の狙いを十分に説明する必要がある。(政治部 三浦 真)

「無学年制」で小中高一貫校、04年度都内に開設へ 1/14 讀賣新聞

 学校法人「日本航空学園」(本部・山梨県)は、一部の教科で小学校から高校までの学年枠をなくした「無学年制」を取り入れた小中高一貫校を、2004年度にも東京都内に開設する方針を決めた。小中高の垣根を越えた無学年制の授業は全国初の試みで、自分の履修レベルに応じて学習を進めることができる。全学年合わせて300―400人規模になる見込みで、不登校児童・生徒を積極的に受け入れる方針という。

 日本航空学園は、日本航空高校(山梨県双葉町)などを経営する一方、一昨年から都内に日本教育相談研究所を設置して、不登校児童・生徒の相談や支援活動に取り組んでいる。

 無学年制の導入は、こうした不登校児童・生徒に学びやすい環境を提供するのが狙いの一つ。同様の趣旨から、通信制の併設も計画しており、国が地域限定で規制緩和を認める「構造改革特区」の適用を求め、今月15日締め切りの第2次提案募集に応募している。

 構想によると、無学年制にする教科は算数(数学)、英語、理科。これらの教科は1度つまずくと追いつくのが難しく、不登校児童・生徒が学校に復帰しづらい一因とされる。

 無学年制の授業では、例えば高校生が小学生レベルの内容を学び、勉強の遅れを基礎から取り戻すことができる。逆に、意欲のある子供は高いレベルの授業を受けられる。進級は年2、3回の検定試験方式とし、他教科は通常の学年ごとの学級編成とする。

 一方、通信制については必要単位さえ取れば、進級や卒業ができる仕組みを検討している。義務教育段階で正式な教育課程として認められるかは今後の課題だが、文部科学省は「全日制を基本とし、補修的に通信の学習を取り入れるのは十分可能」(初等中等教育企画課)としている。

 文科省によると、不登校の小中学生は昨年、過去最多の13万9000人。同学園の清水宝文専務理事は「多くはフリースクールや適応指導教室にも行かずに引きこもっている。通信制と合わせて、学校への帰属意識をはぐくみ復帰を促したい」と話している。

 尾木直樹さん(教育評論家)の話「『学年主義』の日本と違って、スウェーデンやカナダなどは『履修主義』を採用しており、高校生が小学生の内容を勉強しても構わないし、子供たちには劣等意識も差別感情もない。学力の保障に責任を持とうとするなら、学年にこだわる必要はない。通信制の併設は、構造改革特区を生かした面白いアイデアだと思う。学ぶ機会を保障する意味で大きい」

(1月14日14:32)
進路希望調査で大阪の府立高普通科の倍率低下(大阪)(1/9)
 府公立中学校長会は七日、公立中学を今春に卒業する生徒を対象に昨年十二月二十日に実施した第一回進路希望調査の結果を発表した。定時制・通信制希望者の増加に加え、専門学科の人気の高まりもあって、全日制普通科の競争倍率は前年同期の調査結果(一・二三倍)を下回る一・一五倍となった。また、奨学金制度の充実などの影響もあり、私立専願者が増えた。

 調査によると、卒業予定者は七万五千五百五十一人で、うち全日制高校の希望者は93・1%。定時制・通信制の希望者は計千九百八十八人(2・6%)で、前年より六百三十人増えた。

 さらに全日制の公立高を希望する五万五千六百五十八人のうち、専門学科を目指す生徒は、前年より五百五十四人多い一万五千百四十七人。特に新設される大阪市立淀商高の福祉ボランティア科(二倍)、府立港南造形高の総合造形科(一・三四倍)で高倍率となったほか、国際教養科や理数科でも、前年より人気が高まった。

 これについて、校長会は「今春から入試制度が変わり、専門学科と普通科の試験が前・後期に明確に分かれて、定時制・通信制が普通科と同日入試になったため、『まず専門学科に挑戦してダメなら普通科へ』、『普通科は厳しいので、定時制・通信制一本で』などと考える生徒が増えた」と分析している。

 一方、私立専願者は前年より千一人多い一万二千四百八十四人で、全日制希望者に占める割合が前年より2・18ポイント高い17・75%となった。

 府私学課は「年間最大約三十万円だった府育英会の奨学金が、昨年四月から年間授業料プラス十万円に引き上げられたことが、周知された」としている。

 また、就職希望者は前年より百八人少ない九百四十九人(1・26%)で、ここ五年間で最低となった。

 全日制公立高の募集人員に対する学科別競争倍率は次の通り。

 ▽普通科一・一五▽総合学科一・四五▽家政科一・四三▽商業科一・二▽情報システム科一・二四▽情報会計科〇・五▽流通経済科〇・六八▽国際経済科〇・二五▽会計科〇・三八▽総合ビジネス科〇・七一▽農業科一・〇八▽工業科一・一三▽情報科学科一・〇四▽英語科一・一八▽国際教養科一・四一▽美術科三・七▽体育二・一二▽国語科〇・九八▽理数科二・七五▽人文学科〇・八一▽芸能文化科一・一五▽音楽科二・二五▽総合造形科一・三四▽福祉ボランティア科二

独り言・・・新設された学科を希望する場合は、慎重に・・・・
奈良市の伏見中学が、全校禁煙宣言(奈良)(10/23)

 学校にタバコはいらない! 奈良市の市立伏見中学校(森田一男校長、681人)が、校内で一切の喫煙を禁じる「禁煙宣言」を行った。子どもたちにたばこの害を説くなら、まずは大人からと、教職員はもちろん、保護者や訪問者もたばこは全面禁止。今後、学校で灰皿は出さず、校区のたばこの自販機なども自粛を求めるという。県内でも珍しい試みで、成果が注目される。

 昨年、同中ではたばこが原因とみられるぼや騒ぎが起きたほか、トイレに吸い殻が捨てられているのが見つかることもあった。今年7月に実施したアンケートでは、「たばこを吸ったことがある」と答えた生徒が9人いた。

 学校では4月には職員室に設けていた分煙場所を撤去するなど準備を進め、今月18日、全校集会で生徒が禁煙宣言を発表。PTA代表委員会や地元の自治連合会にも理解を求め、了承を得た。

 校内の目のつく場所には、手作りした「校内禁煙宣言」のポスター約30枚を張って、生徒や来校者にアピールするほか、通学路のたばこの自動販売機や広告の自粛を呼び掛けていく。

 同中の教職員35人のうち喫煙者は4人。“禁煙義務”は校内だけだが、1日1箱吸っていた松浦淳雄教諭(42)は7月、たばこをやめた。受け持ちの生徒の喫煙がわかったためで、「自分が吸っていたのでは、生徒に注意しづらい。少しつらかったが、禁煙を実践した大人がいることを知ってもらうのは、子どものプラスになるはず」と話す。

 生徒の反応は様々で、2年の女子生徒(14)は「たばこの煙は、こっちまで気分が悪くなる。学校からなくなるのはうれしい」と話し、もう1人の女子生徒(14)は「いくら宣言で決めても、吸う子は陰で吸うから一緒やないかな」。

 校内禁煙の取り組みについては、和歌山県教委が今年四月から県内すべての公立小・中学校、高校で実施しているが、県内では「教職員の分煙は研修などでも勧めてきたが、全面的な禁煙は初めて聞いた」(県教委保健体育課)と、まだまだの状況。

 森田校長は「決断はいったが、『子どもを健全に育てる上で、たばこはいらない』という熱い思いをみなが理解してくれたと思う」と話していた。

独り言・・・当たり前のこと??? でも・・・・

できる子伸ばす」小・中1000校

習熟度別少人数・専門家を講師に
 来春から始まる学校五日制や学習内容を大幅に減らした新学習指導要領の実施による「学力低下」への懸念が強まっているため、文部科学省は、全国の公立の小・中学校の中から約千校の「学力向上指定校」を選定、「出来る子を伸ばす」政策に重点的に取り組むことを決めた。来年度予算で十一億円を投入する方針で、公立高校で初めて、理数系の授業も英語で行う実験校も指定する。同省では、指導“上限”としていた指導要領について、これを「最低基準」に切り替えたが、さらに指導要領を超える学習を積極的に進めることで、横並び意識の強い公立校の覚せいも図りたい考えだ。
 同省によると、学力向上指定校では、定員以上の教員を優先的に配置したうえで、
@子どもの習熟の程度に応じた少人数授業
 
A専門家を非常勤講師に招くなどしての発展的学習や、進んだ子どものための教材開発
B小学校の理科、算数などを担任以外の専門教員が担当する教科担任制などが、各校の実情に応じて導入される。習熟度別指導では、学習が遅れがちな子どもへの補充的な指導も実施する考えで、学校、クラス、子どもごとに、学習指導要領の目標をどの程度達成したかを評価する基準作りも行う。

 同省では、教員の配置のほか、退職教員や講師の派遣を支援。国立教育政策研究所などで、これまでなかった発展的学習のための教材開発も行う予定だ。 
 一方、「英語での教科授業」の可能性を探るため、約一億円を投じ、英語教育を重点実施する研究開発高校に、全国で二十校を指定する。指定校では、学校ごとに自由にカリキュラムを組み、大学と連携して教授陣や留学生を特別非常勤講師として派遣してもらう特別講座を設置したり、ALT(外国語指導助手)を優先的に配置したりして、「英語漬け」の環境を整える。
 生徒は、英語による数学や物理、科学、体育、芸術などの授業を受けたり、複数教員による集中英語講座に参加したりできる
  
                                  読売新聞 平成13年8月22日より

独り言・・・選ばれなかった学校はどうなるのでしょうね

学力低下」について、国民教育研究所(東京)が小、中、高校の教師約四百七十人にアンケートしたところ、六割近くが低下を感じているという結果が出た。国語や社会で目立っていたが、学力向上への取り組みは十分とは言えず、同研究所は「抜本的な授業改革を迫られている」と指摘。現場の<実感>に関する初.の調査で、月末に開かれる日教組・教育研究全国集会で報告される。
調査は昨秋、大阪府と新潟県の公立学校教師を対象に行い、小学校二百三十一人、中学校百二十七人、高校百四人が答えた。
「過去十二十年の間で学力低下したか」という質問に対し、「明らかに低下」は22%、「どちらかと言えば」は35%で、「低下はない」「むしろ向上した」は計6%だけだった。「低下」の内容は計算力、漢字能力、読解カ、思考力などが多かった。中、高校で担当教科別に質問した大阪の調査では、「低下」は国語と社会が各67%と最高で、英語53%、理科50%、数学43%の順。
しかし「低下」と指摘した教師の半数以上が、学力を向上させる取り組みを「していない」と回答。学習内容を大幅カットする新学習指導要綱が小、中学校で実施され、基礎学カへの影響を懸念する声もあり、同研究所は「どんな対策を取ったらいいか、教師らに混乱が見られる。子どもの長所や短所を的確に見極.め、柔軟で効果的な授業研究が求められる」としている。
                                  読売新聞平成14年1月20日より

独り言・・・何とかするのが教育者では・・・・

立小中高一貫校へ堺市教委は、市立商業高校を中高一貫校に再編し、定時制の二高校を単位制定時制課程の一校に統合、さらに市立湊小と晴美台東小を統廃合する教育改革案を了承した。市教委は今後、改革案を基に基本方針を策定する。

一昨年八月の市教育改革審議会の答申を受け、「高校教育」「小規模校」「学校改善」など五つの検討会で議論してきた。

市立商業高については、「六年間の計画的・継続的な教育指導で生徒の個性や創造性を伸ばす」などを目的に、中高一貫の中等教育学校に再編するとし、現在の敷地に設置するとした。定時制高校は、市立第二商業、第二工業を統合し、第二工業の敷地に設置する方針。

小学校は、府学校教育審議会の「おおむね十二学級程度が望ましい」との答申を踏まえ、小規模校の活性化のため二校を統廃合するとした。

一方、市立幼稚園の全廃問題を抱える「幼児教育」と、百舌鳥養護学校分校の廃止問題などを検討している「養護教育」の二つの検討会は、保護者からの反対の声が強く、とりまとめが難航。引き続き議論する。

独り言・・・地区割り編成やら、校区外の人は・・・

高校の転入・編入を自由化
大阪府教委は新年度の二学期から、府立高校全百六十校で在籍生の転入と中退者の編入を、学科や全日制、定時制などの制限なく認める。高校の多様化で入学後に別の高校への転入を希望する生徒が増え、中退者も年間三千六百人に上るため、進路変更や再入学の門戸を開く。

各校とも転、編入合わせて募集人員の2%以内を受け入れる。全日制では、普通科は志願者の通学区域の学区内、専門学科と総合学科は府内全域、定時制と通信制は府内全域の高校で可能とする。入学は二年生の一学期初めまでとし、試験や面接、高校の成績などをもとに判断する。

府教委は一九九七年度から、全日制府立高の異なる学科間に限り転、編入を認め、毎年、十人以内が進路変更や再入学している。しかし高校の多様化で普通科間でも転入希望が増加。定時制の生徒や中退者にも.全日制希望が多く、転、編入基準を大幅に緩和することにした。

まず全日制の長吉高(大阪市)が四月に普通科から単位制に改編されるのを機に、府内全域から転、編入計十人以内を募集。作文と面接、高校での成績によって合否を決める。

文部科学省によると、関西では兵庫県教委が異なる学科間に限り高校での転、編入を認めているが、学科や全日制、定時制の制限なく認める制度の導入例は全国でも少ないという。

平成14年2月26日 

 讀賣新聞朝刊
独り言・・・勉強しだいで夢は、膨らむ・・・・生野・三国丘も夢ではない


 不思議倶楽部教育フォーラム「10年後の学力を考える」第三回/第四回講演 「本当に考える力を求める私立中学受験」

 森上 展安 森上教育研究所長

 講演日 2/23 場 所 赤坂東急ホテル

 <速報:要約版>
 ■
今年の中学受験の出題傾向・・・「考える力」を求める
 
今年の中学受験の傾向を一言で述べれば、「考える力」を求める出題が増えた ということである。例をあげれば、筑波大学付属駒場の算数は、その場で条件 が与えられ、その場で考えることで答えを出すという問題が出題された。教育 関係者等も、解いていて楽しい問題とコメントしている。東京の私立"御三家の武蔵も同様に、知識の量を問うというよりも、「考える力」を問う問題を例 年出題することで知られている。また、麻布も開成も、算数、理科、社会の問 題が易しくなって、国語が論述になった。これが合否を分けたのでは、と言わ れている。このように、今年は新指導要領の影響が多少見られたように思う。 来年も同様かどうか分からないが、今後ともその傾向は続いていくことは間違 いないだろう。
 ■
中学入試問題を解く3つの効果
 
中学入試問題を解くこと自体には、3つの効果がある。 

 初等幾何を学ぶことができる・・・ほとんどの小学校で幾何を学ばなくなっているが、幾何を学習すると証明能力を高められるなどの効果がある。
?「考える基礎基本」を学ぶことができる・・・知識だけで分かる問題の出題 は避けたいという傾向が増え、「考える力」が必要な問題が増えている。
 
*「自前」「自分の問題」意識を身につけることができる・・・例えば、少子 化問題の1020年後をテーマとし自分達が背負う問題として考えさせるなど、 「自前」の思考力を問う、「自分の問題」として考えてみよう、という傾向が 強まっている。

 ■
中学受験の変化の理由
 
中学受験の変化の主な理由を3つ挙げてみる。
 
*少子化による倍率の低下・・・合格倍率が、いわゆる"上位校"2倍程度、中堅校"23倍程度であって、知識の量だけで選抜しても、ほぼ同レベルで 差がつかないという現状になっている。

 入学してから伸びる子どもの選抜・・・各進学校の校長や理事長は一様に「 最近の子どもは勉強をしなくなった」という。創造力豊かで、きちっと勉強し 、成長する子どもを選びたいという意識が目立っている。

大学受験が変わりつつある・・・大学受験に対応するという側面からも、求める能力(子ども像)が変化しているという傾向もある。

 ■
中学受験は「考える力」をしっかりとつける良い機会
 
諸外国の例をとっても、小学3〜4年生ぐらいから子ども自身が変わっていく 。その意味では、この年齢は大きな分岐点である。親から見れば、成長し、何 でも自分でできるようになる頃であり、ついホッとして手を抜いてしまいがち かもしれない。しかし小学3〜4年生くらいで、しっかりと「考える力」をつけることは、その後を考えると非常に重要である。大学も専門化を早める傾向 にあり、自分がどのような進路を取るべきか、又は相応しい進路を自分自身で 判断するためにも、「考える基礎・基本」は、この年齢から学んでおかねばならない。その意味において、目的意識をもつためにも中学受験を利用する、「 考える力」を求める問題を数多く解く、ということも一つの方法ではないかと 提案したい。
 -------------------------------------------------------------------
 □
森上 展安 森上教育研究所長プロフィール-----
 
進学塾経営などを経て、1987年に森上教育研究所を設立。私立学校と民間教育 に造詣が深い。 著書に「学校でダメな子がなぜ塾で目が輝くのか」「有名中学・ホンネの選択 」など多数。早稲田大学卒。

9月7日付・編集手帳
 ラグビーにはどこか素朴な仲間意識をかきたてるところがある。大学スポーツの代表格となっているのも、卒業生の同窓意識を呼び覚ますせいかもしれない仲間意識を物語るエピソードは数多い。終戦後間もない時、大学ラグビー部OBが資金を集め、部員はもっこを担いで、東京に秩父宮ラグビー場を完成させた。明治大学ラグビー部は、合宿所で作ったサツマイモを、他大学のチームにも配った楕円(だえん)形のボールが不規則バウンドするラグビーは、人生に例えられもする。縦突進の明大、横展開の早大のラグビーが人気を集めるのも、ファンの人生観を反映するのか、と考えたりもする明大ラグビー部が創部八十周年を迎えた。記念式典が来週、行われる。慶大の学生に英人教師が初めてラグビーを伝えてから、百五年目。今年のラグビーシーズンが間もなく開幕する社会人ラグビーで従来の東日本、関西、西日本の三リーグ上位十二チームによる「トップリーグ」が始まる。十月には豪州で、ワールドカップが開かれる。プロ化の波が押し寄せてもいる時代による変遷はあっても、「ONE FOR ALL ALL FOR ONE」の伝統は大切にして欲しい。「少年をいちばん早く男にして、男に永遠の少年の魂を抱かせるもの」、そんなラグビーの定義もあった。

 (2003/9/7/09:00 読売新聞 

 [火星大接近]「宇宙への夢を育てる機会に」
 火星が、地球に大接近している。最も近づくのは、二十七日夜で、約五千五百八十万キロ・メートルの距離までくる。
 地球のすぐ外側を回る火星は二年二か月ごとに地球に接近するが、これほど近づくのは、実に約六万年ぶりという。今回よりもっと近づくのは、二百八十四年後だ。
 夜空を見上げてみてはどうだろう。
 すでに、金星に次ぐ明るさになっている。二十七日夜には、一等星の四十倍近い明るさになり、大きさも月の約七十分の一と、見分けやすい。
 火星は、最も身近な星の一つだ。
 古代には、赤い輝きが血を連想させ、戦いや災いの星とされた。
 十六世紀には、デンマークの天文学者ティコ・ブラーエが火星の動きを綿密に観測し、その記録を分析した弟子のケプラーが、天動説から地動説へと、宇宙観を大転換させる法則を見いだした。
 それが後に、ニュートンの万有引力の法則へとつながる。
 直径は地球の半分だが、望遠鏡で見ると、地球のように四季がある。表面には運河のような模様が見え、山もある。極には氷のようなものもある。
 この風景が十九世紀末、米国などで火星人伝説を生んだ。運河があるから知的生物がいる、と信じられた。火星人が地球に襲来するという小説も登場した。
 その素顔がはっきりしてきたのは、米国の探査機バイキングが一九七六年に火星に到達してからだ。
 表面に水はなく、砂や岩の荒れ地が広がっていた。大気は二酸化炭素がほとんどで、気温も地球よりはるかに低い。
 火星人はいなかった。だが、関心は衰えていない。運河のような地形は、かつて水があった証拠だ。
 地下に水があることを示すデータもある。水があるのだから、生物が存在した可能性がある。
 探査計画は目白押しだ。現在飛行中のものを含め、今冬、日米欧の探査機計七機が火星に集まる。
 大接近で関心は一層高まり、望遠鏡や火星儀が売れている。国内外の観測ツアーも人気だ。各地の天文台などが連携して、二十二日から三十一日までを「火星観測週間」とし、観望会などを計画しているが、申し込みが殺到している。
 その一方で、ここ数年、自治体や企業の天文台やプラネタリウムは、閉鎖や縮小が相次いでいる。不況による財源難や資金難が原因だが、一般の宇宙への関心が薄らいでいることも背景にある。
 大接近を一過性のブームに終わらせず宇宙への夢を育てる機会にしたい。

 ◆地力で緊張ねじ伏せる◆

 末続の走りは、前日とは明らかに違った。選手紹介の時にスタジアムの画面に映った表情には、予選までの余裕が消えていた。
 100分の1秒を争うスプリント種目を、高野コーチは「体の触れ合わない格闘技」と表現する。特に決勝がかかる準決勝で、選手たちは恐ろしいほどの集中力を発揮し、独特の緊張感が走る。シドニー五輪で百メートルの準決勝を走った伊東浩司さんは「周りの選手が大きく見えた」と振り返る。
 これまでの世界選手権の男子百、二百メートルで、日本選手は6度、準決勝まで進んだが、雰囲気にのまれた。末続も前回のエドモントン大会で、終盤動きが硬くなって失速した。
 この日もその空気を感じ、「緊張した」。スタートで出遅れ、コーナーでは「バランスを崩した」。直線に入ってカペルに前に出られると、力んで少し硬くなり、いつもの伸びを欠いた。
 それでも、ほかのライバルたちを抑えつけたのは、地力の違いに尽きた。「決勝に進みたいのは、メダルのチャンスが生まれるから。ファイナリストが目標ではない」。より高い場所を目指して走ってきた教え子に、91年の東京大会四百メートル7位の高野コーチも「準決勝にかけていた僕とは、余裕が違う」と目を細めた。
 末続は、前回の準決勝後、報道陣に「次は決勝に出る」と宣言したことを覚えていた。「あの時に約束したことを達成できた」。2年前の悔しさをバネに、海外の強者たちを凌駕(りょうが)する力をつけ、だれも破れなかった壁を壊した。(霜田 聖)

2003829日(金) 718

末続が決勝進出 200Mで日本初の快挙(共同通信)

Photo

 陸上男子200メートル準決勝で22着となり、決勝に進んだ末続慎吾選手=28日、パリ郊外のフランス競技場(共同)

 【パリ28日共同】陸上の第9回世界選手権第6日は28日(日本時間29日)、当地郊外のフランス競技場で行われ、男子200メートル準決勝で末続慎吾(23=ミズノ=202222着となり決勝に進んだ。この種目で日本選手の決勝進出は、五輪、世界選手権を通じて初の快挙。
 27日の12次予選をいずれも1着で通過した末続は、準決勝ではジョン・カペル(米国)に先着を許したが、全体の4番目のタイムで余裕を持って通過。29日午後9時(日本時間30日午前4時)からの決勝では、いずれもアジア選手としては初めてとなる19秒台突入と、男子短距離でのメダル獲得に期待を膨らませた
乱れた睡眠、幼児の脳発達に悪影響?…5歳児調査

Click here to find out more!

 寝起きの時間がバラバラで睡眠リズムが乱れた幼児ほど、問題行動を起こしやすく、三角形の模写なども苦手なことが聖徳短期大学の鈴木みゆき助教授らの調査で分かった。

 睡眠リズムの乱れが、脳の発育に悪影響を与えている可能性がある。鈴木助教授は、幼稚園や保育所で無表情だったり、急にパニックになったりする子供たちが増えているのに注目。13か所の幼稚園・保育所、計348人の5歳児を対象に、2週間の睡眠日誌を記録してもらい、保育者との面談調査の結果と比較した。

 寝起きの時間に1時間半以上のばらつきがあり、睡眠リズムが乱れていると思われたのは50人。そのうち38人(76%)は、保育者が「ボーッとして無気力」「自己主張が強く、通らないとパニック」「理由のない攻撃性を示す」――などとして、「気になる子」に挙げていた。また、三角形の模写では、18人(36%)が斜線などを上手に描くことができなかった。

 一方、睡眠リズムが正常な298人では、「気になる子」と指摘されたのは35人(12%)。三角形の模写ができない子も32人(11%)だけだった。

 斜線の知覚や描写は、水平や垂直な線に比べて難しく、能力は4歳半から5歳半ごろに大きく発達する。脳機能の発達を調べる1つの指標になると考えられている。さらに、96人の5歳児を対象に「+」「\」「△」「□」などを模写する認知と運動の統合検査を行ったところ、睡眠リズムが乱れたグループ(14人)は、正常なグループに比べ、平均点(12点満点)で1・3点低かった。

 研究は科学技術振興機構の「脳科学と教育」プログラムの一環で、研究班の瀬川昌也・瀬川小児神経学クリニック院長は「脳の正しい発達には、睡眠と覚醒(かくせい)のリズム確立が欠かせない。リズムの乱れが、情緒や社会性の発達、認知機能に障害を与えている」と指摘する。

高校学力テスト、国語・英語好成績…数学・理科に課題

 文部科学省は23日、高校3年生を対象に一昨年実施した学力テスト(教育課程実施状況調査)の結果を発表した。

 対象の4教科のうち、国語と英語は想定された正答率を満たす問題が多い好成績だったが、数学と理科は下回る問題が大半となり、課題を残した。同時に行ったアンケートでは、勉強好きは2割にとどまり、4割の生徒が家でほとんど勉強していないことも分かった。文科省は指導の改善方策を各教委に示して、学力向上を図る。

 高校生の学力テストは1962年度以来、40年ぶり。同一問題がないので結果の比較はできない。

 達成度の判定は、標準的な時間で学習指導要領通りの授業を行った場合に期待できる正答率(設定通過率)を委員会で決め、実際の正答率と比較して行った。

 国語は出題全問中、84%が想定の正答率以上となり、英語も69%の問題で到達していた。

 逆に、数学は出題30問中、想定を超えたのは1問、同程度が5問、8割に当たる24問が下回った。

 理科は物理、化学、生物、地学の四科目で、各72―60%の問題が想定の正答率に達しなかった。

 テスト結果をアンケートに重ねると、小中学生と違い、高3では進路による差が顕著で、特に数学を例に取ると、大学進学希望者が偏差値換算で54・9だったのに対し、就職希望者は43・4。成績分布が二極化する傾向がみられた。

 また、勉強を大切だと思う生徒が79%と多い反面、勉強が嫌いな生徒が73・5%に上るという、小中学生にも共通した学習意欲の低迷がみられた。勉強時間は「全く、またはほとんどしない」生徒が41%で、小6や中3の4〜5倍も多かった。

 (2004/1/23/18:34 読売新聞

メール アイコン
メール
トップ アイコン
トップ

ライン